発育を促進する働きを持つ葉酸

「 完璧活用 ビタミン BOOK 」の 連載

 

フォラシンという別名を持っている葉酸は、化学名プテロイルグルタミン酸という物質で、植物に広く存在しています。微生物も合成できますが、動物は合成できません。

葉酸は、以前はビタミンBⅽとも呼ばれたことがあります。右下についた小さなⅽは、ヒヨコに由来します。ヒヨコの成長にとって重要な働きをすることからつけられたのです。この旧名からもわかるように、発育を促進する働きを持っています。また、貧血を防いだり、胃粘膜の働きを正常にしたり、ビタミンAの吸収を促すなどの作用もあります。

アメリカで決められた一日の所要量は、成人で約4mg。欠乏すると、貧血、下痢、舌炎を起こすといわれます。

 

出典 完璧活用 ビタミン BOOK 
鈴木吉彦 著 (株) 主婦の友社 発行