ビタミンB₁不足は、夏バテと間違いやすい欠乏症を引き起こします。

「 完璧活用 ビタミン BOOK 」の 連載

 

ビタミンB₁が不足すると、次のような、様々な症状が現れます。

 

●エネルギー代謝が不調になるため、食欲がなくなり、とても疲れやすくなったり、全身がだるく感じるようになります。また、体内に水分が溜まるため、手足や更には全身がむくんだりします。
●血液の循環が悪くなって、動悸・息切れ、心不全など、心臓病のような症状が出ます。
●足がだるい、手足がしびれる、マヒするなど、末梢神経に異常を起こします。
●熱さや冷たさなどを感じなくなるなど、知覚が鈍くなります。
●めまい、肩こり、頭が重いなど、自律神経失調症と間違われるような症状が出ます。
●思考能力が落ち、いらいらしたり、怒りっぽくなるなど、情緒不安定になります。
●胃のあたりがシクシクし、胸やけや吐き気などの胃腸障害を起こしやすくなります。
●腸の動きがマヒしてしまい、便秘と下痢を繰り返すようになります。

 

体がだるいくらいだと、お馴染みの夏バテとおもったりして、自分でもB₁不足だと気づかないことが多いものです。
ある調査によると、最近、潜在性のビタミンB₁欠乏症の人が増えているそうです。こんなB₁欠乏状態が続くと、やがて思わぬ大病を引き起こすことにもなりかねません。

 

出典 完璧活用 ビタミン BOOK 
鈴木吉彦 著 (株) 主婦の友社 発行