ビタミンB₆が不足すると、こんな症状が出ます。

「 完璧活用 ビタミン BOOK 」の 連載

 

ビタミンB₆は、タンパク質と脂肪の代謝に必要な栄養素であるため、肉を多食する欧米人に不足しがちとされる一方、日本ではめったに不足しないといわれてきました。ところが、近ごろの日本では欠乏する人が多くなっているのでは、と考えてられています。これは食生活が洋風化したためです。

 

また、ある種の結核薬を飲んでいる人は欠乏症になる可能性があります。

 

B₆が欠乏すると、肌荒れや鼻、口、眼の周りに皮膚炎(脂漏性皮膚炎)を起こしたり、ニキビや吹き出物ができやすくなります。

 

また、頭皮から脂っぽいフケがたくさん出るようになります。歯のエナメル質はケラチンという固い物質でできていますが、このケラチンもタンパク質から作られているため、B₆が不足するともろくなり、虫歯にかかりやすくなります。貧血も起こしやすくなります。なお、ナイアシンの欠乏症といっしょに起こることが多いといわれています。

 

出典 完璧活用 ビタミン BOOK 
鈴木吉彦 著 (株) 主婦の友社 発行