ビタミンB₂が不足すると、こんな症状が出ます。

「 完璧活用 ビタミン BOOK 」の 連載

 

ビタミンB₂が不足がちになると、細胞の呼吸がうまくいかず、皮膚や粘膜に炎症が起きます。具体的には、まずニキビなどの皮膚炎が身近な欠乏症としてあげられます。また、口や唇の病気を起こします。唇が荒れたり、赤くむけたり、口角炎(口の端が切れる)になったりしますし、舌が荒れたり、口内炎で口の中がヒリヒリしたりします。

 

さらに、肛門や膣に炎症を起こし、かゆくなったり、ただれたり、痛んだりします。
眼も同様で、ゴロゴロしたり、チカチカしたり、目やにが出たり、黒目の周りが充血したりします。これらの症状と関連しますが、いろいろな湿疹や皮膚炎がある人では、血液中のビタミンB₂が減っていることもわかっています。

なお、このビタミンB₂は、B₆とともに、最近その重要性が叫ばれるようになっています。それというのも、私たち日本人の食生活の傾向が、近ごろ大きく変化したため。ご飯を中心とした糖質の摂取量が減り、かわりに脂肪やタンパク質の量が増えてきたのです。
そこで、脂肪の代謝に必要なB₂と、タンパク質の代謝に必要なB₆をたくさんとる必要が高まってきたというわけです。

 

出典 完璧活用 ビタミン BOOK 
鈴木吉彦 著 (株) 主婦の友社 発行