目と肌、粘膜のビタミン -ビタミンAの働き-

「 完璧活用 ビタミン BOOK 」の 連載

 

ビタミンAは、人間の体を構成する細胞、特に上皮細胞と深い関わりを持っています。
体内は、消化器系の臓器を主として、多くの部分が上皮細胞の一つである粘膜に覆われています。口の中や眼も同様です。

 

粘膜は、常に分泌物でなめらかに潤っていなければなりません。ビタミンAは、こうした粘膜の形成を促し、同時に粘液の分泌を行って、粘膜の働きを正常に保っているのです。

 

粘膜だけではありません。やはり上皮細胞である皮膚の新陳代謝を促し、肌荒れや老化を防いでいます。

 

また細菌などに対する抵抗力を増して、病気にかかりにくくもします。さらに、眼の機能を保って視覚作用に重要な働きをしたり、骨の発育にも深く関係しています。

 

こうした働きのため、ビタミンAは、よく眼と肌のビタミンとか、眼と粘膜のビタミンなどと呼ばれてきました。

    

出典 完璧活用 ビタミン BOOK 
鈴木吉彦 著 (株) 主婦の友社 発行