食べても吐いてしまえばやせる?

「 まちがいだらけのダイエット」の 連載

 

まちがい

 昔、フランスのグルメたちは、食べながら途中で吐いてはまた食べるということを繰り返していたそうです。また、現代グルメ大国日本でも、モデルやタレントなど、スリムな体型を売り物にしている人の中には、こうした悲しい習性を身につけている人があると聞きます。

 もちろん、いくらたくさん食べても吸収されなければ栄養になりません。口に入れて味わうだけの満足感が得られればいいという人でしたら、その後吐いてしまえば、確実にダイエットになります。

 しかし、こんなことは自然の理に反する病的な行為ですから、繰り返していたら、本当に病気になってしまいますし、精神的にも異常を来してしまうことにもなりかねません。
(むしろ、精神的な問題が起こりがちな人がこういうことをしやすいともいえますが)
また、いつも吐いてばかりいると、食道と胃を結ぶ部分の粘膜が切れ、そこから大出血を起こす「マロリーワイス症候群」になる可能性もあります。

 

出典 まちがいだらけのダイエット
鈴木吉彦 著 (株) 保健同人社 発行