具体的な実行方法② 食事などについての日記をつけます。

最後のダイエットの連載

 

 肥満を解消するうえで、食事、運動と並んで大切なのは、自分が太ってしまった原因を知る事なのです。太ってしまったということは、実は、いままでの生活の仕方(特に食習慣)に問題があったのです。

 太ってしまった原因を探るには、食事と運動に関するダイエット日記をつけてみるのがいちばんです。人間の記憶はあいまいで、 1~2日前ならどんなものを食べたか、どんな行動をとったか覚えていても、 3日前以上になると、かなりあやふや。そこで、日記によって、いつ、何をどのくらい食べたか、運動量はどのくらいかを把握するわけです。

 

 どのような形式で日記をつけるかは自由ですが、あまり克明に付けようとすると、長続きしません。基本的に次の点に留意して、あなたが実行しやすい日記を作ってください。

 

●朝食・昼食・夕食・間食・夜食と、1日食べたものを全て書き出してみます。
●できたらで結構ですが、食べた量、食べた時間(食事の開始時間と終了時間)、誰と食べたか、食べている時の気持ちを記入しておくといいでしょう。
●運動についても、食事と同様に、1日の行動を書き留めておきます。

 さて、このダイエット日記をつけたら読み返してみて、食事パターンと行動パターンを分析し、栄養バランスや運動量をじっくり考えてみます。そうすると、朝食を抜く事が多い、夕食を抜く事が多い、夕食をたくさん食べてしまう、ケーキやお菓子を食べすぎている、運動量が少ない、などといった問題点が見えてくるのでしょう。

 

 ここまで自覚できたら、しめたもの。その誤った生活の仕方を改善するには、どのような対策を立てればいいのかわかるはずです。こうして生活の中で問題点を一つずつ改めていくこと、原因を取り除いていく事が、ダイエットを成功させる一番の近道であり、肥満克服の大きな鍵になります。

 

 なお、日記をつけるだけで効果があるのか、と疑問を持つ方がいるかもしれませんが、まずは実行していただきたいものです。 1週間、 10 日と続けていくうちに、なるほどと思われるはずです。

  

出典  最後のダイエット
鈴木吉彦 著 (株) 主婦の友社 発行