エネルギー計算は細かいほど良い?

「 まちがいだらけのダイエット」の 連載

 

間違いです。

 

 専門家にとっても面倒なエネルギー計算を、一般人に細かく要求しても不可能です。もし、実行できたとしても、ほとんどの人は長続きするはずがありません。また、例えば、肉100gが何kcalかも、どこの部位の肉かによって違ってきます。

 

 さらに、野菜や果物は季節によって含まれる栄養素の量が変化しますし、魚や肉も季節による差や個体差がありますから、正確なエネルギー量を細かに知ることは不可能といっても過言ではありません。もちろんだからといって、減量を志す人がエネルギー計算をしなくてよいということではありません。

 

 自分の茶碗で食べる御飯は一杯何kcalあるのか、よく食べたり飲んだりするものや外食の主なメニュー(例えば、ラーメン、サンドイッチ、カツカレー、ショートケーキ、ビール大瓶1本、コーラ、ジュースなど)は大体何kcalか、知っておくことは必要です。そうして、エネルギーの目安に対する感覚を正しくしておき、必要な栄養素があまり含まれておらず、エネルギーだけは高いという食品を賢く避けられるようになることが大切です。

 

出典 まちがいだらけのダイエット
鈴木吉彦 著 (株) 保健同人社 発行